少しピリッとしてごまの風味があるルッコラは、私も大好きな野菜です。一方、今回紹介するカタールは、石油くらいしか思いつかない遠い国。そんな現地で食されている中東流ルッコラのサラダとは、はたしてどのようなものでしょうか?
参考図書:世界のサラダ図鑑
調理時間 5分以内
材料 (2人前)
- ルッコラ 1袋
- 紫玉ねぎ 小1/4個
- ミニトマト 5個
ドレッシング
- オリーブオイル 大さじ1
- レモン汁 大さじ1.5杯
- ゆかり 小さじ1杯 (または ス―マック 大さじ1/2杯、塩少々)
作り方
- ルッコラは根元を取り、大きな葉は食べやすい大きさに切る。ミニトマトは4等分に切る。
- 紫玉ねぎは薄くスライスする。
- ボールにドレッシングの材料を入れて混ぜ合わせ、野菜を加え和える。
ス―マックとは?
ス―マック(スマック)は、カタールをはじめとする中近東やアラブの国でよく使われている香辛料です!サラダをはじめいろいろな料理に振りかけて食されています。ただ、日本では手に入りにくくて、たくさんの調味料を扱っている輸入食材のお店にも、やっぱり置いてありませんでした。色々調べてみると、日本の食材「ゆかり」で代用できるらしいのです!
酸味の効いた赤い香辛料ス―マックですが、味と風味は「ゆかり」に良く似ているそう。料理人の方のブログにも「ゆかりを使う」と書いてあり、見た目は若干異なりますが、ス―マックが手に入らなければ、ゆかりで全然OKのようです!
サラダ日記
【世界のサラダ図鑑】に載っていたレシピを参考に、手元にある材料でアレンジしながら中東流ルッコラのサラダを作ってみました!
このサラダが「中東流」たるゆえんは、 1.ルッコラ 2.ス―マック を使っていること!
本には「ルッコラはイタリアやトルコで最も人気があり、最も安い野菜の一つ」と書かれていて、なるほど、日本で言えばレタスのような存在なんでしょうね。
そしてもう一つの特徴的な香辛料、ス―マック。これをかければ、きっと何でも「中東流」になりそうです。ただ日本ではあまり出回っていない香辛料のため、今回のサラダでは「ゆかり」を使って、カタールを思わせる味(?)を演出してみました!
中東流ルッコラのサラダは「ごま」と「ゆかり」の風味が合わさるので、ちょっと和風っぽく感じますが、お味の方はゆかり風味の洋風サラダといった感じで、オリーブオイルとの相性もなかなかでした。目先の変わったサラダを食べたい時は、ドレッシングに香辛料を加えてみるのも、一案ですね。