なんと!このサラダは細かく刻んだ生のカリフラワーで作られた、タブレ風サラダです!本の中でおいしく美しいサラダと称賛されており、現地ではポピュラーな料理として、材料の刻みカリフラワーまで売られているとか!
とても面白いレシピのため、すぐに作ってみたかったのですが、主食材の一つ「ザクロ」がなかなか手に入らず…。仕方なく、ピンチヒッターとして某野菜を使ってチャレンジしてみました!
作ってみた感想と、そのとても興味深いお味も、合わせてご紹介いたします!
イングランドで人気!カリフラワーのタブレサラダ レシピ
調理時間 15分以内
材料 (2人前)
- カリフラワー 小1個(250g)
- レモン 1/2個
- ミニトマト 4個
刻んだ生ハーブ
- 青ネギ 1本分
- イタリアンパセリ 大さじ1杯
- ディル 大さじ1/2杯
- オレガノ 大さじ1/2杯
ドレッシング
- オリーブオイル 大さじ1杯
- レモン汁 大さじ1杯
- ニンニクのみじん切り 1/2片
- オールスパイス 小さじ1/4杯
- 塩胡椒 4振りくらい
作り方
- カリフラワーは茎と花蕾の部分を切り分け、それぞれ別々にフードプロセッサーで米粒大に刻む。(手で刻むと、かなり大変)
- 全てのハーブを細かく刻み、カリフラワーと合わせる。
- 大き目のボールにドレッシングの材料を入れて混ぜ、切った野菜を入れて和える。味見をして塩味が足りなければさらに塩胡椒を振る。
- ミニトマトをザクロの粒くらいの大きさにカットして、盛りつけたサラダの上にちりばめ、くし切りにしたレモンを添える。
大注目!生のカリフラワーで作ったタブレサラダは、こんな味!
【世界のサラダ図鑑】に載っていたレシピを参考に、手元にある材料でアレンジしながらイングランドで人気のカリフラワーのタブレサラダを作ってみました!
とても面白そうなサラダだったので、できるだけ忠実に作りたかったのですが、本のレシピに書いてあった「ザクロ」と「ミント」が手に入らず、仕方ないので代わりに「ミニトマト」と「オレガノ」を使いました!
元レシピとは材料が一部違ってしまいましたが、興味深いお味の方は、文句なしに「超おいしい!」。現地で人気のサラダというのも、うなずけます!カリフラワーを、こんなに大量に生で食べたことがなかったので、本当に目からウロコでした。ハーブが何種類も入っており、またオールスパイスを使うところも面白く、味が間延びしなくて良かったです。
カリフラワーにはレモンの酸味がよく合って、添えられたレモンを絞って食べても酸っぱすぎることはなく、むしろ味に変化が生まれて良かったです。少々薄味なので、オリーブオイルや塩胡椒で味を調整すれば、いくらでも食べられそうです!
超おすすめ!カリフラワー・タブレを作ってみよう!
このサラダは本当に斬新で、「ゆでてマヨネーズ」くらいしか思いつかないカリフラワーに、光を当ててくれました!作るときの注意点は、カリフラワーを大量に刻む必要があるので、やはりフードプロセッサーが必須ということです。はじめ数房ほどを手で刻んでみたのですが、もう、それだけですごい時間がかかってしまい、手も痛くなりそうだったので、途中で断念しました。刻みに自信のある方は、もちろん手で作業しても、OKです!
カリフラワーをフードプロセッサーにかける時は、刻みにかかる時間が異なるため、茎と花蕾を切り分けてから行うと良いと思います!まずは硬さのある茎の方から刻んでみると要領がつかみやすいです。花蕾の方は、機械を使うとあっという間に仕上がります。ただしボールに移す時はポロポロこぼれて、けっこう周りが散らかりますので、どうぞご注意くださいね。
小粒の食感が「タブレ」らしく、さらにそれっぽい仕上がりとなるような生のハーブも何種類か入っています。でも、生のハーブを数種類そろえるのは、なかなか大変。ハーブの種類が違っても、味自体はそこまで変わらなさそうなので、手に入ったものだけを使っても全然大丈夫で、美味しくできると思います。
ドレッシングに入れるオールスパイスは、肉料理などでよく使われるスパイシーな味と香りをもつ香辛料。味がグッと引き締まるので、あればぜひ、加えたいところです。でももしお家に無ければ、何か別の香辛料(例えばナツメグなど)でも代用できそうなので、いろいろアレンジしてみて下さいね!
本来のレシピにある「ザクロ」が手に入ったら、ミニトマトの飾りではなく、ぜひザクロも試してみたいところです。より甘さとみずみずしさが、添えられそうです。ただ、ザクロは種が入っているので、どうやって食べるのか?少々気になるところですが、【世界のサラダ図鑑】の著者は、どうやらそのまま飲み込んでいるみたい…まあ、大丈夫ですよね?!
とっても美味しい、イングランドで人気のカリフラワーサラダ。ぜひお試しください!