「ノルウェーの人たちはポテトサラダが好きらしい」と、ノルウェー人自慢のサラダとして【世界のサラダ図鑑】に紹介されていたのが、こちらのポテトサラダ。ジャガイモのほか、キュウリとリンゴも入っています。味付けはマヨネーズとサワークリームで作ったサラダクリームということでしたが、サワークリームは代用品で済ませています。
ポテトサラダにリンゴを入れたのは初めてなので、気になるお味とサラダクリームとの相性も、合わせてご報告いたします!
参考図書【世界のサラダ図鑑】
北欧ノルウェー風ポテトサラダ レシピ
調理時間 15分以内
材料 (2人前)
- ジャガイモ 中2個(200gくらい)
- キュウリ 1/3本
- リンゴ 1/6個
- 青ネギ(またはチャイブ) 10cm
- ディルの葉 10cm分くらい
ドレッシング(サラダクリーム)
- マヨネーズ 大さじ1.5杯
- プレーンヨーグルト 大さじ2杯
- レモン汁 一振り
- オリーブオイル 小さじ1/3杯
- 塩胡椒 味をみながら5~6振り、少し多めに入れる
作り方
- ヨーグルトはクッキングペーパーにのせて水分を取る。
- ジャガイモ2個はラップに包み、電子レンジで柔らかくなるまで加熱する。粗熱が取れたら2cmほどの角切りにする。
- キュウリは2mm、リンゴは5mmほどの薄切りにする。
- 青ネギとディルは粗く刻む。
- ボールにドレッシングの材料を入れて混ぜ、すべての食材を加え、良く和える。
サワークリームの代用品は、プレーンヨーグルト!
サワークリームはひとつ買ってしまうと、使い切れる自信がなかったので、ヨーグルトで作ってみることに!プレーンヨーグルトを冷蔵庫で水切りし、出来上がったものにレモン汁とコクを出すためのオリーブオイルを少々入れて代用品としました。多分味と雰囲気は、かなりサワークリームに近いと思います!
プレーンヨーグルトの水切り方法
ざる(少量なら茶こし)などにキッチンペーパーを2枚重ねで敷き、その上にヨーグルトを乗せます。紙製のキッチンペーパーは意外と丈夫で、ヨーグルトにくっつくことも、破けることもなく、きれいに水分だけ吸い取ってくれます。表面だけが乾燥してしまわないよう、上にラップをかけ、ざるの下には水分の受け皿を置いて、冷蔵庫に入れます。
前もって予定を立てていたので、今回は一晩この状態で冷蔵庫に入れておきましたが、もし時間がなければ、ヨーグルトを折りたたんだキッチンペーパーの上に乗せておくだけでも、ある程度水分が切れます。本レシピのように少量なら、1~2回ペーパーを変えるだけで、だいぶ水分が抜けます。100㏄以上と大量に作るなら、やはり一晩くらいは置いた方が良さそうです。
水分が抜けて凝縮したヨーグルトは、まったりしたクリームっぽい舌触りですが、ヨーグルトの軽い酸味がして、あっさりした味わいです。サワークリーム風なら、もう少し酸味と濃厚さが欲しいので、レモン汁とオリーブオイルを加えました。今回はヨーグルトの量が大さじ2杯と少量なので、レモンもオイルも、数滴だけたらしました。
ノルウェーのポテトサラダは、こんな味!
【世界のサラダ図鑑】に載っていたレシピを参考に、手元にある材料でアレンジしながら、ノルウェーのポテトサラダを作ってみました!
食べてみると、サラダクリームが思いのほかあっさりして、マヨネーズだけのポテトサラダより食べやすかったです。ただ塩味が足りず薄味になってしまったので、ポテトサラダはボリュームがある分、ちゃんと味見をしながら塩胡椒を加えた方が良かったと反省しました。
ポテトサラダとリンゴの組み合わせは、思った以上に美味しかったです!リンゴの軽い甘みとシャキシャキした歯触りが、良いアクセントになっていました。サラダクリームとの相性もバッチリです!入れたリンゴの量は控えめですが、むしろこれくらいの方が、アクセントにはちょうど良いなと思いました。
本に書かれていた材料は、2人分でジャガイモ300g。でもちょっと多く感じたので、今回はジャガイモ中2個、200gで作ってみました。200gでも結構な量があったので、お試しで作るならこれくらいで充分かと思います。
ジャガイモの加熱は「根菜調理機能」のついた電子レンジを使いましたが、短時間で簡単に火が通せ、しかもかなり美味しく仕上がります。自分で設定しなくても上手に調理できるところが便利なので、お家のレンジにこのような機能があれば、ぜひご活用くださいね!
北欧ノルウェーのポテトサラダ。一味違う、繊細な味を試してみたい方に、おすすめです!