「もっと野菜を取らなくちゃ!」野菜が体にいいのは分かるけど、なかなか量が取れません。それは一体、なぜでしょう?
理由は、野菜は加工するのが大変だから…。料理の中で大きなウエイトを占めるのが、野菜の下ごしらえと言われています。
- ニンジンの皮をむく
- レンコンを水にさらす
- 大根を短冊に切る
一つ一つの動作はとっても簡単。剥いたり、切ったり、さらしたり…。単純作業ばかりだけど、全部合わせると、結構な手間に!!
そんな時、あまり手間をかけずに食べられる、レタスやトマトなどのサラダ野菜は、本当に便利! 切ったりちぎったりした後は、みんなまとめてミックスして一皿に盛るだけで、料理が一品完成します!
サラダをおススメする3つの理由
一日2回はサラダを食べる、サラダをこよなく愛する管理人が、サラダを強くおススメする3つの理由をご紹介!きっとあなたも、今日から毎日サラダを食べたくなるはず!!
① 簡単&すぐできる!
基本、サラダは生野菜の料理。洗って、切って、盛るだけです。火をとおす煮込み料理や炒め物に比べ、簡単ですぐに一品仕上がって、もちろん失敗もありません。また取り置きしたサラダは冷蔵庫から出して、そのまま食べられるのも嬉しいところ。他の料理と違って、温め直す必要がありません。
ただ、マカロニサラダや卵サラダなど、「料理に野菜が入ってる」的なサラダもたくさんあります。このようなサラダは時間のある時に「料理」として楽しめば、バリエーションは無限大!サラダはアレンジ自由なのも嬉しいところ。
② 味付けが決まりやすい
サラダに使う基本調味料は、油、酢、塩の3種類。調味料の割合や、加えるものを間違えない限り、不味くなることがありません。もし味付けが濃かったら、野菜を足して味を薄めたり、逆に薄かったら、上から塩胡椒を振るだけで、結構おいしく食べられます。
もちろん市販のドレッシングも、ぜひ取り入れて欲しいアイテムです!お気に入りを見つけておけば、あっという間に味が決まって、いつでも美味しいサラダが食べられます。管理人も、常時3種類の市販ドレッシングをキープ中(セパレート、シーザー、醤油系)!たまに時間のあるときは、キッチンにある材料でドレッシングも手づくりし、味変を楽しんでいます。
③ 健康的
野菜はもともとカロリーが低いうえ、βカロテンや各種ビタミン、カリウム等の各種ミネラル、そして食物繊維など、体に良い栄養素が豊富です。加えて話題のフィトケミカル(植物色素などの成分)が含まれていて、抗酸化作用の働きで体を活性酸素の害から守ってくれます。生で野菜を食べれば、加熱によって内在の酵素が不活化してしまう心配もありません。
Let’s try it! 毎日の食事にサラダを取り入れる
日本人の一日当たりの推奨野菜摂取量は、350gです
ちょこちょこ野菜は取ってるけど、もしかして足りてないかも?
そう、あくまでも平均値ですが、日本人は現在目標値を満たしていないのです。2022年発行の8訂食品成分表によると、2019年度の日本人の野菜の総摂取量は269.8g(緑黄色野菜1.8g、淡色野菜188.0g)。おおよそ23%分が不足している計算となります。野菜の摂取量は、ここ20年、ほぼ横ばいが続いています。
サラダのマンネリ化を克服しよう!
サラダは好きだし、健康にも良さそうだけど、何となくいつもマンネリ…
分かります! でも!ちょっと待って!!
基本、サラダは「切って盛るだけの簡単サラダ♪」でも許されてしまうので、ついつい、代わり映えのしない料理になりがちです。でも、食材選びと少しの工夫で、脱・マンネリの、目新しくて、もっと食べたくなるような、美味しいサラダが作れてしまうんです!
ポイントは、普段使わない野菜を使うことと、普段サラダに使っていない食材を組み合わせること! 具体的には…
- 珍しいサラダ野菜を使う ☆おすすめ☆
- トッピングを充実させる
- 野菜の切り方を変える
- ボールの中で味付けしてから盛りつける
- ドレッシングを手作りする
などなど。特におすすめは、珍しいサラダ野菜を使うこと!もう、それだけで素敵な一品が完成します。ただ、あまり使ったことのない野菜は、料理するのに不安があるのも事実です。どんな味なの?食べ方はどう?使い方は?
管理人も初めて使うサラダ野菜は、まずはネットで調べ、味見をし、それから味付けを考えています!
サラダを作る時間も惜しい方へ!
副菜のサラダに、そんなに時間はかけられないよ…
大丈夫! 10分でも、美味しいサラダは完成します!
手間ヒマかかるゴージャスサラダは、デパ地下で購入!毎日の手作りサラダは、なるべく10分以内を目指しましょう。10分あれば、切って盛るだけ+αの作業ができます!
方法は、いたってシンプル!「マンネリ化克服」でもご紹介したとおり、珍しいサラダ野菜を使えば、同じサラダでも、とびきりテンションの上がるようなサラダが、あっという間に完成します!
例えば…
キャベツの千切り VS ケール入りキャベツの千切り
レタスのサラダ VS ルッコラのサラダ
玉ねぎと生ハムのマリネ VS ホワイトセロリと生ハムのマリネ
いかがですか? 同じ10分でもサラダ野菜を変えるだけで、素敵なサラダが完成します!もちろん、市販のドレッシングもフル活用。場合によっては、「パッケージサラダ」や「カットサラダ」を利用して、アレンジするのも良いですね!最近は本当に種類も充実し、スーパーの野菜コーナーで2~3棚を占めるほどに!これらもちょこちょこ利用しながら、時短サラダを目指しましょう!
一度作って、二度おいしいサラダ
夜にまとめて作っておけば、翌朝も美味しいサラダが食べられる♪
翌日食べても大丈夫? 不味くはない??
他のお総菜と同じように、サラダも種類を選べば冷蔵庫で保存して、数日間はおいしく食べることができます!ポイントは、以下の3点!
- 作ったら、取り置き分はすぐ冷蔵庫へ
- マリネやピクルスなど、時間を置いた方が美味しい種類を選ぶ
- 葉物野菜など、しんなりしやすいものは、食べるときに味付けする
基本、私たちは忙しい。小さな会社を経営しながら主婦業もこなす管理人が、毎日最低2回はサラダが食べられるのも、 時短サラダ×取り置きサラダ のおかげです!取り置きサラダがあるだけで、朝食が華やぎます!
例えば・・・写真のようにレンチンで作るピクルスなら、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。翌日以降は、グリーンサラダのトッピングに使ったり、ブロッコリーと盛り合わせて、ミニサラダにしたり。けっこう、あっという間に無くなります。
火を通す野菜料理は、かさが減るのでたくさん量が取れるメリットがある一方、簡単に作ることができて、工夫次第で見た目が豪華になるサラダも、やっぱり魅力的!和食にも洋食にも合わせることができ、食卓に一品あるだけで、彩になります。
チャレンジ!サラダ生活
どんな時にサラダを食べている?
うーん、落ち着いた夕食の時間かなあ・・・
そう、サラダはいつ食べても良いのです!でも一番豪華になりそうな夕食には、やはりひと皿欲しいところ。その時、多めに作って取り置きすれば、翌朝も食べられます!
お昼も外食ばかりじゃなく、たまにはお弁当を持っていけば、健康的でお財布にも優しいです。もちろんおススメは、サラダ弁当! おにぎりと、お弁当箱いっぱいのサラダで、心もお腹も大満足!
グリーンサラダなら、ドレッシングを蓋つき容器に入れて持参して、食べる直前にかけましょう。市販のシーザードレッシングのように、振らなくてもかけられるものがおすすめです!
お昼の時間まで10度以下を保てるなら、前日の夜にサラダを作ってお弁当箱に詰めてしまっても大丈夫!作ったらそのまま冷蔵庫で保管して、家を出る時~お昼までは保冷材等で低温を保って。サラダは冷たい方が美味しいので、実はお弁当向きなんです!
※10度以上になると野菜が急速に傷むので、温度管理には十分注意してください